2012.03.06地域ぐるみの赤土対策実施しました!

2012年3 月6 日(火)11:00〜12:00、久米島町と久米島応援プロジェクトでは、久米島町儀間地区の2か所の畑で、これまでの通算で第4回目となる地域ぐるみでの赤土流出防止・土壌保全対策を実施しました。
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冒頭のあいさつで、久米島小学校5年生の2名から、今年の1年間の総合の学習で学んだことを発表。後輩の4年生と一緒に、みんなで久米島のことを考えていきたいと挨拶がありました。今回は、久米島小学校5年生と4年生が中心になり、さらに久米島高校園芸科1年生、そして事前に防止板の設置などを手がけていただいた一般社団法人久米島の海を守る会や、今回の植え付け作業に協力していただいた久米島ホタルの会のほか、久米島町議員の皆さんや教育長もかけつけてくださり、総勢70名ほどでの開催となりました。

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今回も、グリーンベルトとしてイネ科のベチバーを畑の周囲に植え付けて設置し、裸地となっている地表には緑肥植物としてクロタラリアというマメ科の植物の種をまきました。事前に一般社団法人久米島の海を守る会が設置された、土壌流出防止の板とともに、グリーンベルト・緑肥の3段階の対策を実施することができました。

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参加した小学生からは「この活動を続けていき、久米島の自然を守っていきたい」といった声や、対策農地提供に協力してくださった儀間の太田区長さんからは「ぜひ夏に、自分たちの植えたものがどうなっているのか、ぜひもう一度生徒さん方に実際に見に来てほしい」との提案もありました。

久米島は、製糖期シーズンまっただなか非常に忙しい時期でしたが、今回の対策にも多くの方にご協力をいただきました。久米島小学校5年生を中心に、地域が連携して実施した今回の対策活動をきっかけに、今年はさらに緑肥の対策を推進していきたいと思います。

(国立環境研究所 浪崎直子 ・ WWFジャパン 権田雅之)
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2012.02.27久米島小学校児童を中心とした地域ぐるみの赤土対策実施 - 緑肥・グリーンベルト設置活動(3月6日(火))



久米島応援プロジェクト(代表:WWFジャパン)は、久米島町とともに、儀間地区のサトウキビ畑にて、久米島小学校児童を中心にした地域ぐるみでの赤土流防止・土壌保全対策活動をおこないます。当日は、緑肥(裸地にマメ科の植物の播種)およびグリーンベルト(圃場縁辺にベチバ苗の植え付け)等の設置作業を予定しています。昨年に引き続き、今回の赤土対策活動は地元の小学校や高校などより多くの教育機関や地域団体が企画段階から参加した、地域コミュニティによる赤土対策のモデル活動です。


今回の企画は、久米島小学校5年生が、総合的な学習の時間で儀間川の自然と人の関わりや赤土流出の自然への影響を学習する中で、「緑肥やグリーンベルトなどを複合して赤土を流さない対策を実施したい。」「後輩にも赤土流出防止対策のことを伝えたい。」という児童たちからの声を受けて企画され、久米島高校園芸科の協力とあわせて対策を実施する運びとなりました。当日はどなたでも、お気軽においでください。

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■設置日時:201236日(火)11時から12時(終了予定)

 ※小雨決行、大雨などで実施不可能な場合は37日(水)に順延予定



■当日のスケジュール:


1.産業振興課長 平良朝幸様 ご挨拶

2.久米島小学校5 年生生徒 趣旨説明

3.緑肥種子橎種/ベチバ-植え付け作業の説明 産業振興課 新里 聡様

4.緑肥種子の橎種作業・ベチバ-植え付け作業

・緑肥種子(クロタラリア)の橎種作業久米島小学校4,5 年生及び久米島高校園芸科1年生

・ベチバ-植え付け作業(その他全員)

5.足場板設置の対策解説 環境保全課 上原幸雄様 (検討中)

6.参加者の感想 久米島小学校・久米島高校生徒、儀間集落区長様

7.全体写真撮影

 

■設置場所:久米島町字儀間

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2011.12.24久米島町長への活動報告

久米島応援プロジェクトは、久米島町と環境保全に関する協定書を締結し、貴重な自然を有する久米島の保全活動に連携して取り組んでいます。今回、平良町長にお会いし半期の活動状況について報告しました。
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久米島ではこれからキビの刈り取り期を迎えます。久米島応援プロジェクトでは、来年の夏植えまでの裸地化した農地から発生する赤土流出に重点的に対処したいと考えているとの意見に対し、町長からは、緑肥(マメ科植物やヒマワリの種を刈り取り後の農地に撒く)の補助があるが農家からなかなか申し入れがない。役場から農家へのよびかけの案内チラシの内容が分かりづらく改善したい、とのご意見。さらに来年度も赤土対策には今年と同じ予算は確保し、さらにもう少し拡張したい、というコメントを述べられました。

また、久米島町では、緑肥の代わりに輪作で、特産品としてのイモを栽培し、2年おきにキビと植え替えするなども検討されているそうです。沖縄県全体で、イモの移動ができない原因となっている害虫のイモゾウムシが、近く久米島で根絶されれば、全国出荷もかなうため是非取り組みを進めていくなど、役場としても様々な土壌流出対策を検討されています。
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久米島応援プロジェクトは、来年9月末でプロジェクト活動期間の3年を終えます。町長からは、このような取組みは10〜20年スパンでやっていかなければならず、過去に役場が赤土対策協議会をすすめていたが、なかなか具体的な効果を生み出すことができなかった、事もあるそうです。久米島での地域が連携した環境保全活動の実現、を目指し将来的にこのモデルが他の島々での活動の一助となるよう、この応援活動をすすめてきたいと思います。
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2011.12.2211月4日 第12回日本サンゴ礁学会 自由集会開催

日本サンゴ礁学会が11月4日より、那覇で開催されました。2.JPG
久米島応援プロジェクトは、「あなたの研究が役に立ちます!地域と協働する研究実践事例」と銘打ち、学会での自由集会を企画開催しました。これは、地域の自然保護活動において「研究者の不足や、専門知識や技術の必要性」が感じられる場面が少なからずあり、我々、久米島応援プロジェクトでは、サンゴのみならず、多くの多種分野の研究者・専門家がプロジェクトメンバーとして結集しているケースとして、、学際発表の場において事例を紹介し、協力者の輪を広めるべきとの理由からです。

今回は、まず久米島応援プロジェクトや参加するメンバーの各研究者の取り組
みを紹介。またその技術や知識が現場の地域団体などに伝達・継承され継続的に活用されつつあるなかで、科学的な裏づけのある保全が継続的に行われる事例を報告させて頂きました。
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会場からは、活動対象地域としての久米島の選定経緯や、科学的分析による対策圃場の抽出と効果モニタリング手法等に質問や関心をお寄せ頂きました。

今後この「専門家集団による外部から地域への働きかけ」プロジェクトモデルを、他の地域へ展開を図るとともに、研究者等が公的な位
置づけで地域の保全活動に加わることができるよう、施策提言にも取り組んでいく予定です。

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権田雅之(WWFジャパン)
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2011.12.14儀間公民館での環境学習発表会

12月13日(火)14時〜儀間公民館で久米島小学校5年生の環境学習発表会を開催しました。

11日も久米島小学校5年生のみなさんが産業祭りの応援プロジェクトブースで発表をしてくれましたが、今回が本番。お世話になった地域の方々にこの1年取りくんだ環境学習の成果を今と昔の2枚の儀間川の地図にまとめ、お披露目をしました。

その地図がこちら
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昔の田んぼが土地改良で区画されサトウキビ畑に変わったこと
今のサトウキビ畑は、生育に応じて緑一面のところと赤土がむきだしになっている場所があること
昔の方が川の水の量が豊富で川の色もきれいだったこと
小学校前の砂浜がいまは埋立地になっていること
道路は土からコンクリートに変わったこと
昔はたくさんの生きものがいたこと、今はブルーギルなどの外来種が入ってきていること
昔はサーターヤー(いまの製糖工場)の水車があったこと
昔はシイの美で味噌を作ったりフーチバー(よもぎ)やサクナ(ボタンボウフウ)などの薬草や島にんじんなどの自然の野菜を採っていたこと
昔は川で飛び込みして遊んだり、サバニにのって畑仕事にいったりして人と自然の関わりが深かったこと
昔から継承され、今も残っている伝統行事

などが詳細に再現されいて、いまと昔の儀間川と人との関わりがよくわかる本当に素晴らしい地図が完成しました!

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今回の発表では、この地図を見せながら、老人会サロンのインタビューの寸劇も交えて学んだことを紹介。演技派の2名がおじいとおばあを演じたのですが、これがとってもリアルで大爆笑。

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発表会には儀間老人会の方々を中心に25名の方が来て下さり、「これまでこんな発表は誰もしたことがなかった。素晴らしい。みなさん本当によくがんばりました。」「これはぜひとも続けてほしい。」とお言葉をいただきました。楽しそうに、真剣に自分の作文・意見を発表していて、本当に素晴らしい発表でした。

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子どもたちの発表の後は、プロジェクトメンバーの沖縄衛生環境研究所の仲宗根一哉さんから、「久米島の川や海は誰のもの?」というテーマで、これまでの学習のまとめにあたる講演をしていただきました。調査している儀間川や河口の海の生きもの、赤土調査結果を、たくさんの写真を使って紹介、子どもたちから「サンゴが赤土を粘液ではがすというお話があったけど、粘液は海をよごさないのですか?」とするどい質問に仲宗根さんも良い質問ですねとびっくりしていて、子どもたちの自然への関心が高まっていることを感じました。

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今回、発表の台本を作成する中で、子どもたちに「この授業で一番自分が思ったことは何?」と問いかけそれを自分の言葉として作ることが本当に大変でしたが、そうした問いかけの中で、「ベチバーのことを後輩にも伝えたい」「板を置いて植物を植えてベチバーを植えて3段階の対策をして下水の対策もする」といった具体的な提案が出てきました。次はこの提案を、行動に移すことができれば素晴らしいと思います。産業祭りと今回の2回の発表のみんなのがんばりを、次に繋げていけるようにしたいと強く思いました。

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(国立環境研究所 浪崎直子・沖縄衛生環境研究所 仲宗根一哉)
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