2009.10.08

陸の調査

  久米島のみなさんと自然環境のかかわりについて、島に伝わる伝統的な暮らしの知恵や祭事、神事を調べることでその特徴を明らかにします。また、南西諸島の他の地域における自然環境の保全と自然資源の持続的な利用による地域活性化への取り組みとの比較を交えながら、久米島の独自性や個性を明らかにし、今後の自然環境の保全と利用の参考とします。具体的な調査の内容は、大きく以下の2つに分けられます。

(1)久米島における自然環境を巡る文化に関する実態調査
  住民のみなさんが日々の暮らしのなかで、島の自然環境をどのように認識し、利用したり維持したりしているかということに関して、現地での聞き取り調査を中心とするフィールドワークをもとに調べます。これにあわせて、近年の農業やライフ・スタイルの変化にともない、地形や植物、生物にどのような変化が起きているかということも明らかにします。その上で住民のみなさんと共に、自然環境を巡る文化の活性化や自然環境の保全の必要性や方法について考えていきたいと思っています。

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2009.11.21 儀間集落聞き取り


(2)南西諸島における自然環境の保全に関するこれまでの活動の再検討
 WWFジャパンがセンターを設置し、地域コミュニティ主体のサンゴ礁保全と持続可能な資源管理に取り組んでいる石垣島白保集落をはじめ、屋久島、奄美大島、慶良間諸島、恩納村など南西諸島の各地において、これまで取り組まれてきた自然環境の保全を目的とする活動の内容とその成果について現地での聞き取り調査や文献をもとに整理します。また、久米島応援プロジェクトメンバーの南西諸島での豊富な経験をもとに、それらの活動を検証し、久米島における住民主体の自然環境の保全に向けた活動の実施に活かします。
 
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2009.12.17 屋久島世界遺産センター訪問


WWFジャパン 上村 /お茶の水女子大学 深山





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